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2016/12/28 一般歯科

痛む虫歯の治療

虫歯の初期段階では痛みはほとんどありませんが、実は虫歯は痛みがなくても少しずつ進行しており、痛みが出る頃には悪化してしまっていることがほとんどです。
「歯が痛い」「冷たい物がしみる」といった症状をお持ちの方は、一般歯科までご相談ください。

 

虫歯の進行段階と治療法

C0【ごく初期の虫歯】

 

【症状】

歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態。まだ歯に穴はあいておらず、痛みなどの自覚症状はありません。

【治療法】

適切なブラッシングやフッ素塗布で治ることがあります。

 

C1【エナメル質の虫歯】

 

【症状】

歯の表面のエナメル質がさらに溶け、黒ずんでいる状態。冷たいものがしみることがありますが、まだ痛みはありません。

【治療法】

虫歯に冒された部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰めて治療します。

 

C2【象牙質の虫歯】

 

【症状】

エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態。冷たいものや甘いものがしみるようになり、ときどき痛むこともあります。

【治療法】

虫歯に冒された部分を削り、インレー(詰め物)で補います。

 

C3【神経まで達した虫歯】

 

【症状】

神経まで虫歯が進行した状態。熱いものがしみるようになるほか、何もしていなくてもズキズキと激しく痛むようになります。

【治療法】

神経を除去し、神経が入っていた管(根管)の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行い、クラウン(被せ物)を被せます。

 

C4【歯根まで達した虫歯】

 

【症状】

歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に冒された状態。神経が死に、痛みはなくなりますが、歯根部に膿が溜まると再び痛みが出ます。

【治療法】

多くの場合、抜歯が必要です。抜歯後、入れ歯やブリッジ、あるいはインプラントなどで失った歯の機能の回復を図ります。

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