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症例紹介

2016/12/28 義歯・入れ歯

入れ歯(義歯)治療~歯を失ってしまった方へ

 

歯を失ってしまった際、もっとも一般的な治療法が入れ歯(義歯)治療です。
従来は付け心地が悪く、見た目も目立ちやすいといった欠点がありましたが、近年ではさまざまな形状・素材が選べるようになり、多くの点が改善されてきました。
患者様一人ひとりのお口に合わせた入れ歯をご提案しています。歯を失ってしまった方、入れ歯が合わなくなってしまった方は、お気軽に当院までご相談ください。

 

入れ歯(義歯)のメリット

メリット1. 治療にかかる費用が安い

補綴(ほてつ)治療には入れ歯以外にもインプラントなどがありますが、入れ歯は比較的治療費が安価です。

 

メリット2. 治療の期間が短い

インプラントの場合は治療が終わるまでに約半年程度の期間が必要です。それに対して入れ歯は、およそ1カ月程度で終わることがほとんどです。

 

メリット3. 誰にでも適用する

重度の糖尿病や腎臓病、肝臓や心臓の疾患がある方は、手術が必要なインプラント治療を受けられないケースがあります。入れ歯であれば、どのような方でも治療が可能です。

 

メリット4. 理想的な咬み合わせの実現

患者様に合わせて高精度な入れ歯を作製することで、理想的な咬み合わせを手に入れることができます。

 

入れ歯治療 保険・自費の違い

入れ歯治療は、大きくわけて保険診療と自費診療があります。

 

保険診療

強度…やや壊れやすい
熱の伝導…伝わりにくい
素材…プラスチック素材のみ
費用…比較的安い

 

自費診療

強度…丈夫で壊れにくい
熱の伝導…伝わりやすい
素材…金属やセラミックなどさまざま
費用…比較的高い

 

取り扱い義歯

保険診療

レジン床義歯

 

 

保険診療の歯科用プラスチック(レジン)製の入れ歯(義歯)です。
【メリット】

・費用が安価・修理や調整が容易
【デメリット】

・床が厚いため、使用感や咬み心地に劣る

・耐久性が低い

 

部分義歯(入れ歯)

 

 

1本~数本の歯を失った場合に利用される入れ歯(義歯)。「クラスプ」と呼ばれる金属バネを使い固定します。
【メリット】

・費用が安価
【デメリット】

・クラスプの部分が目立つ

・クラスプがかかるとなりの健康な歯に負担がかかる

・強度が劣る・咬む力が弱くなる・装着感が悪い

 

自費診療

ノンクラスプデンチャー

 

 

歯ぐきに当たる部分がシリコン素材で作られている、金属バネを利用しない部分入れ歯です。
【メリット】

・クラスプがないので見た目が自然

・吸着が良く、まわりの健康な歯に負担がない

・弾力性に優れ、装着感が良い

・金属アレルギーのリスクがない
【デメリット】

・経年によって変色する場合がある

・激しい温度変化があると変形する恐れがある

・温度が伝わりにくい

 

マグネットデンチャー

 

denture5

 

 

残っている歯(歯根)と入れ歯のそれぞれに磁石を埋め込み、磁力によって固定する入れ歯です。
【メリット】

・まわりの歯にかかる負担が少ない

・安定感があり長持ちする

・見た目が自然・咬み心地に優れている
デメリット】

・神経を取った歯(歯根)がないと適用しない

・金属アレルギーのリスクがある

金属床義歯

 

 

口内の粘膜と当たる部分(床)が金属でできている総入れ歯です。
【メリット】

・薄くて丈夫

・食べ物の温度が伝わりやすい

・汚れが付着しにくい
デメリット】

金属アレルギーのリスクがある

 

部分金属義歯

 

 

金属床同様、口内の粘膜と当たる部分(床)が金属でできた部分入れ歯です。
【メリット】

・薄くて軽い

・食べ物の温度が伝わりやすい

・臭いや汚れが付着にくく清潔

・自由度が高いので装着感の良いものが作れる

・丈夫で壊れにくい
デメリット】

・修理が困難

・金属アレルギーのリスクがある

 

インプラントオーバーデンチャー

 

 

2~6本のインプラントを顎の骨に埋入し、そのインプラントを利用して固定する入れ歯です。
【メリット】

・しっかりと固定でき、外れにくく咬み心地に優れる

・見た目が自然で目立たない
デメリット】

・インプラント埋入のために手術が必要

・顎の状態によっては適用ができないケースがあ

・自費診療のため費用が高い・治療期間が長期にわたる

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